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Photo and text by N.O.
住所: 2 Tom Redcam Drive, Kingston 5, Jamaica, W.I.
開館時間: 月−金 9 am-6 pm、土 9 am-5 pm
日曜祝日休館
【概略】
キングストン&セント・アンドリュー行政教区図書館(Kingston&
St.Andrew Parish Library 以下KSAPL)、ジャマイカの首都キングストン市と隣接するセント・アンドリューの2つの行政教区(※)
を奉仕対象とする公共図書館である。KSAPLは中央館と10の分館からなり、 今回訪れた中央館は、1958年にキングストンのビジネス街
(日本大使館もある)の近くに設置され、1973年の増築を経て現在に至る。 建物は2階建で、 図書館の1階は大人用開架(フィクション)
、読書室(大人用・子供用別)とスタッフルームで、2階にあがるとレファレンス(参考調査室)がある。総床面積は約1,785平方メートル、
総座席数は750席(講演/展示部を含む)と、日本でいうと、県立図書館級の構えである。KSAPLよりご提供頂いた、『図書館統計
2000』(Kingston & St. Andrew Parish Library Facts Sheet 2000)によると、2000年3月現在で総蔵書数276,794冊 (中央館
225,954冊・分館50,840冊)、総貸出冊数は75,450冊(中央館34,639冊・移動図書館24,160冊・分館16,651冊)である。 また、登録者数は
182,609人(中央館136,186人・移動図書館30,559人・分館15,864人)で、両区の住民が約688,400人であるから、4分の1以上の住民が
登録していることになる。※通常キングストン市とセント・アンドリュー行政教区を合わせて“
キングストン”と呼ぶのだそうで、行政もこの2つを合わせて統括しているそうだ。(byジャマイカ政府観光局)
【レファレンスカウンター(2階)】(写真をクリックすると大きな写真が見られます。)
2000年の統計によると、レファレンスに寄せられた質問は中央館だけで287,085件だったそう。 レファレンスカウンターの脇には、インターネット用のコンピューターが2台置かれていて、利用者がインターネットやe-メールを使用できる。 また、カウンターをはさんで 反対側には、ワープロ用のコンピューターが利用者に開放されている。現在資料の検索はカード目録のみだが、 データの入力が済み次第、OPAC(利用者用オンライン検索端末)に移行する予定。蔵書目録のWEB公開も視野に入れて いるとのこと。
【ブックモービル(移動図書館)】
(写真をクリックすると大きな写真が見られます。)

【児童図書室のコンピューターラボ(2階)】
(写真をクリックすると大きな写真が見られます。)

【読書室の雑誌コーナー(1階)】
(写真をクリックすると大きな写真が見られます。)
KSAPLのスタッフのデザインによる、雑誌の“見せる書架”。壁面の有効利用と、見た目の美しさの両方を兼ね備えた すばらしいデザイン。同タイプの低い書架が、児童用読書室に絵本用として置かれている。
【ご訪問を終えて】
まず最初に、お忙しい中、アポイントなしにもかかわらず歓迎してくださった、主任司書のMrs. Cuffはじめ、図書館のスタッフの皆様に厚くお礼を申し上げます。ご訪問させていただいたのが2000年12月29日であるから、かれこれ2か月以上 たってしまった訳だが、大変親切にご案内頂いたことを昨日のことのように思い出す。 金曜日の昼下がりなのに、年末だからか様々な年齢の利用者で賑わっていた。Mrs.Cuffによると、 通常の土曜日は約2000人の利用者が来るそうである。図書館は司書資格を持つ13人を含め約100人のスタッフで運営しており、図書館ボランティア団体の「図書館友の会(Friends of the KSAPL Library)」が支えている。「友の会」代表のMrs. Gordon-Goftonに頂いた会報によると、その活動は非常に活発で、主に児童や 若者が参加できる様々な企画を実施している。また、図書予算に関わる活動や寄付金集めも行っているそうで、KSAPLがより充実したサービスを行えるよう、「友の会」が陰でしっかり支えているとの印象を強く受けた。
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